アロマテラピー入門講座
第2回目は「精油(エッセンシャルオイル)とは」につてお届けします。
アロマテラピーの基本となる精油、精油はエッセンシャルとも呼ばれています。
精油は植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した
天然の芳香物質です。
つまり精油の1滴には数えきれないほどの香りの成分が凝縮した植物の貴重なエッセンスですなのです。
この芳香物質は植物が自分を害虫や病気から守るために菌の繁殖を抑えたり
子孫を増やすために受粉を促すため昆虫を引き寄せたりするのに作られています。
このような植物が作り出した芳香成分は、私たちのからだや心の疲れを癒したり
菌の繁殖を抑えたりする働きが私たちの健やかな生活のために役立てているのです。
【精油が持つ4つの性質】
精油を正しく使うために4つの性質を覚えておきましょう。
- 香りがある(芳香性)
- 香りが広がりやすい(揮発性)
精油瓶のキャップを開けると香りがパット広がります。
これは液体が気体になり空気中に広がるためです。
精油を使うときはキャップをしっかり締めましょう。 - 油に溶けやすく、水に溶けにくい(親油性、脂溶性)
水溶性の素材を使ったクラフト作りをする時は気を付けてください
精油は水に溶けないので予め、アルコールで溶かしてから使いましょう - 火が燃え移りやすい(引火性)
【精油がもたらす作用】
精油にはさまざまな作用があります
これを知っていると生活に取り入れるためになります
去痰採用・・・・・・痰の排出を促して痰を切る
抗ウィルス作用・・・ウィルスの繁殖を抑える
抗真菌作用・・・・・カビや酵母の繁殖を抑える
抗菌作用・・・・・・細菌の繁殖を抑える
鎮静作用・・・・・・神経系の働きを鎮め心とからだをリフレッシュ・リラックスさせる
鎮痛車用・・・・・・痛みを和らげる
ホルモン調整作用・・ホルモンのバランスをと問える
以上の他にもまだたくさんの作用があります。
風邪をひきそうな時、ストレスを感じた時などセルフケアを行う際の参考にして下さい。
【精油の選び方のポイント】
精油の作用や性質につて知っていただけたと思います。
しかし一番大事なのは『心地よいと感じた香りを選ぶ』という事です。
例えばラベンダー精油は鎮静効果に優れており夜香りを嗅ぐとリラックスしてよく眠れるといわれています。
しかしラベンダー精油が好みでない香りなのによく眠れるからと選んでも
好みでない香りではリラックスできませんむしろ逆効果です。
はじめて精油を選ぶ場合は自分が好きな香り、興味を持った香りから始めると良いでしょう
そして100%天然精油であるかを確認して下さいね。
精油のラベルやパッケージには多くの情報が記載されています。
原料植物名、学名、抽出方法、抽出部位などを確認してください。
でも、よくわからなくて不安な時には販売員に直ぐ聞けるような専門店で買うことをおススメします。
【まとめ】
今日の内容はいかがでしたでしょうか?
精油の1滴には数えきれないほどの香りの成分が凝縮した植物の貴重なエッセンスです。
性質や作用を知って生活に上手に取り入れてみましょう。
明日は「アロマテラピーで注意すべきこと」についてです。
お楽しみに!
アロマテラピーサロンフィオではアロマトリートメントの施術によりリラックス、リラクゼーションをお届けするだけでな、身近にアロマを感じて頂くための講座も行っています。